Gaku Tozuka
Leofoto LVM- 324C+BV-15 オヤジの信頼できる相棒
最近のミラーレス一眼は軽量コンパクトになりそれに対応するように超望遠レンズも軽量&コンパクトになってきた。それに対応して使用する三脚も軽量コンパクトになる傾向があり、その恩恵は特にジジィにはとてもありがたい。そう、「軽いは正義!」なのである。
さてそんな私がLeofotoを紹介され、勧められたのが「LS-324CEX+BV10」のセットだった。カーボン三脚で使いやすいし何しろ軽い!そしてレベリングベースが標準だなんてアンビリーバボーな嬉しさ。
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お気に入りのもう1本がこちら。より軽くて「離島・海外・高山」用として使用しているの「LS-284CEX+VH30」のセット。
これらの三脚セットのいいところは雲台と三脚がバラバラになるので、LS-324CEX+VH30、LS-284CEX+BV10と組み合わせを変えられること。
この2本に出会う前は、三脚選びで「安かろう悪かろう」という悲しい現実から逃れることができず自身の貧乏を呪ってきたのだが、この2本との出会いで快適な撮影が行えるようになった。

Leofoto
LVM- 324C+BV-15
さて現在もこの2本のセットを撮影に合わせて使い分け使用しているが、新たに追加されたのが「Leofoto LVM- 324C+BV-15」。
じつは500㎜の重いレンズを使う際に安心できる雲台付きの三脚が本音では欲しかったのだが、これらの大きな機材を支える雲台というのが超高価!というのも悩ましいところで、以前私も舶来の有名な雲台を買って使っていたのだが、非常に使いづらいし説明書もなく結局押し入れで冬眠させていた。もっとも使わなくなった理由が「異常に重い!」という事が一番だったが。
今も使っているLS-324CEXとLVM- 324Cは脚のパイプ径が32㎜と同じ。違うのはナットロックとレバーロックの違いになる。私は今までは三脚の脚を伸縮させる部分を回して行う「ナットロック」しか使ったことが無かった。理由は他メーカーの「レバーロック」はがたつきがあり「安っぽさ」を感じていたのだがLVM- 324Cにはそれがないのも気に入った。早速使ってみた感想だが、斜面など足場の悪いところで三脚をセットする際にナットロックだとこの作業がとても面倒だったのだが、レバーロックなら「カチッ、スル、カチッ」とすごく楽ちん!こんなことならもっと早く偏見をなくして選択肢に入れておけばよかったと後悔している。

レバーロックはワンタッチで
簡単!
最終的な水平の微調整はレベリングで簡単&スピーディーにできることを実感できるとすっかり手放せなくなってしまった。

水平の微調整
らくちん!
そして注目は雲台のBV-15だが、型番だけでBV10の大型タイプと思ってはいけない!
BV10に500㎜を載せて使ってもさほど不安感はなかったが、BV-15は違うのだ!
パン・チルト機構がよりも大きくて使いやすい。これは試してみないとわからないと思うが
こちらを見てもらえれば実物を見なくても「なるほど」と思ってもらえるのではないか。
https://widetrade.jp/leofoto/lvm-324cbv-15/

BV15とEF500㎜ F4 L IS Ⅱ USM
大きくなった分BV10よりも重くなったが、もともとLS-324CEX+BV10は車で移動して大型のレンズを装着するように私の中で使い分けができていることと、以前の「拷問のような重い三脚」のことを考えればこの重さはまったく問題がない!
静止画はもちろんだが、実際問題4K動画撮影には信頼感が違う。

チルトのテンション調整機構
すでにLS-324シリーズを持っている方にもBV10だけを買い足すことで、新たなフォトライフを満喫できること間違いなし。
現在Leofoto LVM- 324C+BV-15のコンビはオヤジの信頼できる相棒となっている。
【撮影データ】

エゾフクロウ
Canon EOS R 7 EF500mm F4 L IS Ⅱ USM F7.1 1/400秒 ISO1600

ハイタカ
Canon EOS R 7 EF500mm F4 L IS Ⅱ USM F4 1/125秒 ISO250

クロハラアジサシ
Canon EOS R 7 RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM+RF1.4× F10 1/2000秒 ISO1250